想田和弘

そうだ・かずひろ

1970年、栃木県足利市生まれ。東京大学文学部宗教学科卒。ニューヨークのスクール・オブ・ビジュアル・アーツ卒。1993 年からニューヨーク在住。映画作家。台本やナレーション、BGM 等のない、自ら「観察映画」と呼ぶドキュメンタリーの方法を提唱・実践。監督作品に『選挙』『精神』『Peace』『演劇1』『演劇2』『選挙2』『牡蠣工場』『港町』『ザ・ビッグハウス』があり、国際映画祭などでの受賞多数。2020 年には観察映画第9弾となる『精
神0』を公開した。著書に『精神病とモザイク』(中央法規出版)、『なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか』(講談社現代新書)、『日本人は民主主義を捨てたがっているのか?』(岩波ブックレット)、『熱狂なきファシズム』(河出書房新社)、『カメラを持て、町へ出よう』(集英社インターナショナル)、『観察する男』(ミシマ社)、『観察』(アルボムッレ・スマナサーラ氏との共著、サンガ)、『THE BIG HOUSE アメリカを撮る』(岩波書店)などがある。