倉島隆行

くらしま・りゅうぎょう

1977年生まれ。三重県津市出身。四天王寺第54世住職、愛知学院大学文学部卒。大本山永平寺にて2年間修行後フランス・ドイツにて参禅修行する。帰国後、メンタルケアとしての坐禅会を開催し、毎週日曜日の坐禅会や電話予約でいつでも坐れる禅体験を約20年続ける。2007年ダライ・ラマ法王を伊勢に招く委員会に参加し、宗教の枠を超えた「伊勢国際宗教フォーラム」の委員として活動。2018年全国曹洞宗青年会会長就任時に製作・プロデュースした映画「典座―TENZO―」がカンヌ国際映画祭に選出される。全日本仏教青年会理事長として開催した全国大会では仏教とSDGsをテーマとした大規模イベントを開催する。現在は境内に四天王庵を開設し、高齢者の自立支援のための介護施設を運営しながら「禅脳」という予防プログラムを導入して寺院の新たな可能性を求め活動している。