安藤礼二

あんどう・れいじ

1967年、東京都生まれ。文芸評論家、多摩美術大学図書館長、美術学部教授。早稲田大学第一文学部卒業。出版社の編集者を経て、2002年「神々の闘争―折口信夫論」で群像新人文学賞優秀作を受賞、批評家としての活動をはじめる。2006年、『神々の闘争―折口信夫論』(講談社)で芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。2009年、『光の曼陀羅―日本文学論』(同)で大江健三郎賞と伊藤整文学賞を受賞。2015年、『折口信夫』(講談社)で角川財団学芸賞とサントリー学芸賞を受賞。他に、『大拙』(講談社)、『列島祝祭論』(作品社)、『迷宮と宇宙』(羽鳥書店)、『熊楠 生命と霊性』(河出書房新社)など多数ある。

(写真撮影=横関一浩)