玄侑宗久

げんゆう・そうきゅう

1956 年、福島県三春町生まれ。慶應義塾大学文学部中国文学科卒業。様々な仕事を経験した後、京都の天龍寺専門道場に入門。現在は臨済宗妙心寺派の福聚寺住職。デビュー作「水の舳先」が芥川賞候補となり、2001 年、「中陰の花」で芥川賞を受賞。2014年、『光の山』(新潮社)で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。その他の主な著書に『アミターバ─無量光明』(ケイオス出版)、『アブラクサスの祭』(新潮文庫)、『龍の棲む家』(文春文庫)、『禅的生活』『現代語訳 般若心経』(以上、ちくま新書)、『仏弟子の世間話』(アルボムッレ・スマナサーラ氏との共著)『やがて死ぬけしき』(以上、サンガ新書)、『ないがままで生きる』(SB 新書)、『竹林精舎』(朝日新聞出版)など多数。