くまがや・しんいちろう
1977年、山口県生まれ。東京大学先端科学技術研究センター当事者研究分野准教授。新生児仮死の後遺症で、脳性まひに。以後車いすでの生活となる。東京大学医学部卒業後、小児科医として10年間病院に勤務。2015年から現職。専門は小児科学、当事者研究。博士(学術)。現在は障害と社会の関係について研究するとともに、月2回ほど診療現場に出ている。著書『リハビリの夜』(医学書院、2009年)で第9回新潮ドキュメント賞を受賞。近刊は『当事者研究をはじめよう』(同、2019年)、『小児科の先生が車椅子だったら』(ジャパンマシニスト社、2019年)、『当事者研究』(岩波書店、2020年7月中旬出版予定)など。