ながさわ・てつ
1957年生まれ。宗教学・身体論。東京大学法学部卒。京都文教大学准教授、上智大学グリーフケア研究所客員准教授などをへて、アティ・ゾクチェン研究所所長。修行体験、文献研究、フィールドワークを融合する作業を進めている。現在の主な関心は、チベットに伝承されるゾクチェン密教、仏教哲学と科学のインターフェース、仏教の叡知の復興、宗教とアート。死をめぐるワークショップを行っている。主な著書に、『野生のブッダ』(法蔵館)、『野生の哲学―野口晴哉の生命宇宙―』(筑摩文庫、湯浅康雄賞)、『瞑想する脳科学』(講談社)、監修および編著に『サンガジャパンVol.24チベット仏教』(サンガ)、『チベット仏教の世界』(法藏館)、論文にThe Rainbow Body, in J.Oliphant&D.Rossi(eds.)Shar ro:Festschrift in Honor of Chogyal Namkhai Norbu, Garuda Verlagなどがある。