はしづめ・だいさぶろう
1948年、神奈川県生まれ。社会学者。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。大学院大学至善館教授、東京工業大学名誉教授。著書に『言語ゲームと社会理論』(勁草書房)、『はじめての構造主義』『はじめての言語ゲーム』『ふしぎなキリスト教』(大澤真幸氏との共著、新書大賞2012)(以上、講談社現代新書)、『世界がわかる宗教社会学入門』(ちくま文庫)、『ゆかいな仏教』(大澤真幸氏との共著)(以上、サンガ新書)など多数。
Samgha Shinsha
はしづめ・だいさぶろう
1948年、神奈川県生まれ。社会学者。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。大学院大学至善館教授、東京工業大学名誉教授。著書に『言語ゲームと社会理論』(勁草書房)、『はじめての構造主義』『はじめての言語ゲーム』『ふしぎなキリスト教』(大澤真幸氏との共著、新書大賞2012)(以上、講談社現代新書)、『世界がわかる宗教社会学入門』(ちくま文庫)、『ゆかいな仏教』(大澤真幸氏との共著)(以上、サンガ新書)など多数。
やました・りょうどう
Sudhammacara Bhikkhu
1956年、東京都生まれ。鎌倉一法庵住職。東京外国語大学仏語科卒業後、曹洞宗僧侶となり1988年アメリカのヴァレー禅堂で布教、のち京都曹洞禅センター等で坐禅指導。2001年ミャンマーで具足戒を受け比丘になる。現在はワンダルマ仏教僧として鎌倉一法庵を拠点に国内外で坐禅指導を行う。主な著書に藤田一照師との共著『アップデートする仏教』(幻冬舎新書)、藤田一照師と永井均氏との共著『〈仏教3.0〉を哲学する』(春秋社)、『青空としてのわたし』(幻冬舎)、『本当の自分とつながる瞑想入門』(河出書房新社)、『「マインドフルネス×禅」であなたの雑念はすっきり消える』(集英社)、『光の中のマインドフルネス』(サンガ)がある。
いしかわ・ゆういち
1971年、神奈川県相模原市生まれ。現在、山梨県山中湖村在住。行者(修験道、初期仏教)。臨床心理士、公認心理師、相模女子大学人間社会学部人間心理学科教授。日本トランスパーソナル心理学/精神医学会前会長。早稲田大学人間科学部卒、早稲田大学大学院人間科学研究科卒。大学では「臨床心理学概論」「ソマティック心理学概論」「宗教心理学」「心理療法演習」「ソマティック演習」等の科目を担当。心理療法、瞑想、ダンマを統合した独自のダンマ・セラピーを実践・研究。病院心理カウンセラー(精神科、心療内科)、大学学生相談員等を経て、現在、法喜楽庵(心理相談室)・法喜楽堂(瞑想修行道場)代表(houkiraku@ahr.sakura.ne.jp)。心理療法を25年以上、瞑想会・リトリートを15年以上実践。修験道(熊野)、アマゾン・ネオ・シャーマニズム(ブラジル)、上座部仏教短期出家(ミャンマー、タイ)等の修行を経て、初期仏教に基づく独自の修行・研究・臨床実践を行う。主な著書に『ブッダの瞑想修行』『心を救うことはできるのか[新装版]』(以上、サンガ新社)、『修行の心理学:修験道、アマゾン・ネオ・シャーマニズム、そしてダンマへ』『新・臨床心理学事典:心の諸問題・治療と修養法・霊性』(以上、コスモス・ライブラリー)、『スピリット・センタード・セラピー』(せせらぎ出版)、『心理療法とスピリチュアリティ』(勁草書房)など。
まつおか・せいごう
編集工学研究所所長、イシス編集学校校長、角川武蔵野ミュージアム館長。1980年代、編集工学を提唱。情報文化と情報技術をつなぐ方法論を体系化し、様々なプロジェクトに応用する。一方、日本文化を独自の視点で読み解く著作やテレビ番組の監修も数多く手掛ける。2000年「千夜千冊」の連載を開始。同年、「イシス編集学校」をネット上に開講し、編集術とともに世界読書術を広く伝授している。著書に『知の編集工学』、『江戸問答』(田中優子氏との共著)シリーズ「千夜千冊エディション」ほか。
くまの・ひろあき
早稲田大学人間科学学術院教授・応用脳科学研究所所長。医学博士。公認心理師。マインドフルネスやアクセプタンスなどの技法を含む「新世代の認知行動療法」について、とくに医療場面で短期間で大きな効果を挙げることを目指した研究を行っている。『実践!マインドフルネス』(サンガ)ほか著書多数。
ささ・りょうこ
1968年生まれ。ノンフィクション作家。神奈川県出身。早稲田大学法学部卒。日本語教師を経てフリーライターに。2012年、『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』(集英社)で第10回開高健ノンフィクション賞を受賞。2014年に上梓した『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場』(早川書房)は、紀伊國屋書店キノベス第1位、ダ・ヴィンチBOOK OF THE YEAR第1位、新風賞特別賞など数々の栄誉に輝いた。2020年、『エンド・オブ・ライフ』(集英社インターナショナル)で第3回Yahoo!ニュース|本屋大賞 2020年ノンフィクション本大賞を受賞。
うらさき・まさよ
1972年、沖縄県生まれ。タイ国マヒドン大学宗教学部講師をへてフリー。東京工業大学大学院社会理工学研究科博士課程修了。翻訳書にカンポン・トーンブンヌム著『いのちの最後の授業』(サンガ)、同著(上田紀行監修・プラユキ・ナラテボー監訳)『「気づきの瞑想」で得た苦しまない生き方』(佼成出版社)、共訳書にジョアン・ハリファックス著『死にゆく人と共にあること』(春秋社)、ブッダダーサ比丘著『呼吸によるマインドフルネス』(サンガ)がある。現在はタイ東北部ウィリヤダンマ・アシュラム(旧ライトハウス)に在住し、フリーランスとして翻訳、通訳、執筆活動を行ない、気づきの瞑想オンラインコミュニティを主宰している。
E-mail: uramasafaa@gmail.com
Note: https://note.mu/urasakimasayo
たぐち・らんでぃ
1959年、東京生まれ。2000年、長篇小説『コンセント』を発表。以来、社会問題や人間の心をテーマに、フィクションとノンフィクションを往還しながら幅広い執筆活動を続けている。作品は映画化や各国語に翻訳され、海外でも高い評価を得ている。2001年、『できればムカつかずに生きたい』で婦人公論文芸賞を受賞。小説に『アンテナ』『モザイク』『被爆のマリア』『マアジナル』『サンカーラ』『ゾーンにて』『リクと白の王国』『指鬘物語』『逆さに吊るされた男』など、エッセイ/ノンフィクションに『生きなおすのにもってこいの日』『ヒロシマ、ナガサキ、フクシマ』『いのちのエール』『生きてるって、幸せー!』など多数。仏教をテーマとした対談集に『仏教のコスモロジーを探して』(サンガ)がある。
ふじの・まさひろ
NTTコミュニケーション科学基礎研究所リサーチスペシャリスト。神戸大学経営学部卒業後に、医療機器メーカーに七年間勤務し、経営企画管理業務に従事。海外駐在員時代に、10日間のヴィパッサナー瞑想リトリートに参加し、瞑想が身心を健康にすることを体験的に理解し、「働いている場合ではない」と退社。京都大学大学院教育学研究科博士課程、京都大学オープンイノベーション機構特定助教を経て、現在に至る。現在は、瞑想の実践者かつ研究者として、瞑想実践を通じてでてきた問いをもとに、認知心理学的手法やMRIなどの実験装置を用いて、瞑想の脳研究を進めている。
http://masahirofujino.jp/
みやざき・てつや
1962年、福岡県生まれ。相愛大学客員教授。慶応義塾大学文学部社会学科卒業。専門は仏教思想・政治哲学。サブカルチャーにも詳しい。近著に、『いまこそ「小松左京」を読み直す』(NHK出版新書)、『仏教論争―「縁起」から本質を問う』(ちくま新書)、『ごまかさない仏教―仏・法・僧から問い直す』(新潮選書、佐々木閑氏との共著)、『知的唯仏論―マンガから知の最前線まで─ブッダの思想を現代に問う─』(新潮文庫、呉智英氏との共著)、『さみしさサヨナラ会議』(角川文庫、小池龍之介氏との共著)、『宮崎哲弥 仏教教理問答』(サンガ文庫、白川密成・釈撤宗・勝本華蓮・南直哉・林田康順の各氏との共著)、『日本のもと 憲法』(監修、講談社)など多数。
ふじた・いっしょう
1954年、愛媛県生まれ。東京大学教育学部教育心理学科を経て、大学院で発達心理学を専攻。院生時代に坐禅に出会い深く傾倒。28歳で博士課程を中退し禅道場に入山、29歳で得度。33歳で渡米。以来17年半にわたってマサチューセッツ州ヴァレー禅堂で坐禅を指導する。2005年に帰国し現在も、坐禅の参究・指導にあたっている。Starbucks、Facebook、Salesforceなど、アメリカの大手企業でも坐禅を指導する。曹洞宗国際センター第二代所長。Facebook上で公開の学びの場「松籟学舎一照塾」https://www.facebook.com/isshojukuを主宰。著作に『現代坐禅講義』(佼成出版社/角川ソフィア文庫)、『現代「只管打坐」講義』(佼成出版社)、『ブッダが教える愉快な生き方』(NHK出版)共著に『アップデートする仏教』(幻冬舎新書)、『テーラワーダと禅』、『仏教サイコロジー』(以上、サンガ)、訳書に『禅への鍵』(春秋社)、『禅マインド ビギナーズ・マインド2』(サンガ新書)など、多数。
Yongs dge mi‘ gyu rdo rje
1975年、ネパールのヌブリに生まれる。カルマ・カギュー派。幼少時に第16世カルマパやディルゴ・ケンツェ・リンポチェによって転生化身と認定され9歳から父よりゾクチェンを学ぶ。17歳より瞑想指導者として活動を始め、世界各地に多くの弟子がいる。邦訳書に『今、ここを生きる─新世代のチベット僧が説くマインドフルネスへの道』(松永太郎・今本渉訳、パンローリング、2016)がある。
◎テルガル瞑想コミュニティ
2009年にヨンゲ・ミンギュル・リンポチェの教えを学ぶ、テルガル瞑想コミュニティが設立された。瞑想の伝統を今の社会において活かすべく、宗教や文化の違いを超えてどんな方でも参加できる瞑想実践の場を提供している。
苦しみを喜びに、迷いを智慧に変容させる方法として、気づき、慈悲、智慧を培う瞑想を実体験するためのプログラムを展開している。
ヨンゲ・ミンギュル・リンポチェは、どんな方でも実践できる瞑想を教えることで知られている。リンポチェの指導のもと、テルガル瞑想コミュニティでは、瞑想プログラム(瞑想の訓練)とスタディープログラム(学びの場)を総合的に提供している。
日本ではテルガル・ジャパンとして2017年に活動を開始し、主にミンギュル・リンポチェを日本に招聘し講演会やワークショップを開催する他、プラクティス・グループやワークショップの開催、Zoomなどを活用したテルガル・インターナショナルとテルガル・アジア主催の瞑想プログラムや、リンポチェの教えの通訳・翻訳サポートをしている。
テルガル瞑想コミュニティの実践では、ジョイ・オブ・リビング(Joy of Living)プログラムと呼ばれる瞑想のプログラムから始まる。これは三つのプログラムで構成されていて、穏やかな心、大きく開かれた心、そして物事をありのままに見る智慧を培う瞑想の実践方法を提供。さらに進むなら、解脱の道(パス・オブ・リベレーション、Path of Liberation)プログラムがあり、これは五つのプログラムで構成されていて、心の本質の修行、前行(グンドー)、修行の道の甘露、サダナ等のチベット仏教の瞑想実践に基づいて実践を深める。
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